かさばる洋服の収納問題を解決!収納場所や収納方法を聞きました
四季のある日本では、薄手の夏物から真冬のコートまで多くの衣類が必要です。洋服があれば、その分収納場所を確保しなければなりません。
今回のアンケートでは、かさばる衣類の収納場所や収納方法についてお聞きしました。家づくりにはクローゼットの間取りも重要なので、ぜひアンケート結果を参考にしてください。
目次
洋服の収納場所
主婦の方々112人に、「普段洋服を収納している場所(複数回答可)」についてお聞きしました。
その結果、クローゼット(77.7%)、ウォークインクローゼット(35.7%)と、ほとんどの方が洋服をクローゼットに収納していることがわかります。
「その他」には、以下のような回答がありました。
・タンス
・押し入れ
・自分で購入した可動式の衣裳かけ
・ケース
洋服の収納で困っていること
主婦の方々112人に、「洋服の収納で困っていること(複数回答可)」についてお聞きしました。
その結果、「収納スペースが足りない」と、収納力の低さに困っている回答が最も多く見られました。「たたむとシワになるのでクローゼットを広くしたい」という声もあり、狭いクローゼットでは衣類を畳まなければならず、畳みじわができてしまうことに悩んでいる方も多いようです。
その次に、「季節物を入れ替える時が面倒」「整理整頓がうまく出来ない」といった、衣類の出し入れに関する悩みが多く集まりました。特に衣替えを面倒に感じている方が多く、四季のある日本ならではの悩みと言えるでしょう。
このほかにも、「ハンガー部分の多さと収納棚の大きさが半々でほしい」「長いワンピースをつるす場所がない」など、使ってみなければわからない細かな悩みもあるようです。
洋服の収納で工夫していること
主婦の方々112人に、「洋服の収納で工夫していること(複数回答可)」についてお聞きしました。
すると、「洋服の収納で困っていること」の回答にも多かった、衣替えに関する工夫を行っている方が多く見られました。「季節ごとの衣服で違うクローゼットに収納している」「シーズンごとに、はっきりと分けている」など、衣替えをする必要がないように衣類を分けている方が多いようです。
また、「あまりものを増やさない」「着ないものをなるべくすぐに処分する」など、収納場所に困らないようそもそも衣類を増やさないようにしている、という回答も多数集まりました。
そのほかにご回答いただいた、主婦の方々の収納アイデアを紹介します。
・よく着る服は手前にある
・高価な物は一部屋にまとめて24時間除湿機を稼働させている
・ほとんど畳まずショップのように吊るしている
・しわにならないものは丸めて収納する
・種類によって引き出しの深さを変えている
おわりに
ひと昔前までは、タンスに衣類を畳んでしまうのが一般的でしたが、最近ではつくりつけのクローゼットに収納することが多いようです。家族が増えたり新しく購入したりすれば、衣類はどんどん増えていきます。収納場所や整理整頓に困らないよう、クローゼットは広めに設計するといいでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:20~60歳代の主婦の方
■調査期間:2019年09月19日~
■有効回答数:112サンプル

スマチエ編集部

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