猫と暮らす家に必要な遊び道具や設備は?愛猫家たちに聞きました!

photo by YAMADAHOMES
家を新築する際、大切な家族の一員である猫にとっても暮らしやすい環境にしたいという方も多いでしょう。そこで今回は、実際に家を建てて住んでいる方に「猫との暮らし」についてアンケートを実施しました。その結果をもとに、猫と暮らす上で必要な遊び道具や設備、気を付けるポイントなどについてご紹介します。
目次
現段階で猫用に導入している設備一位は猫用トイレ
「猫と暮らす上で自宅に導入している設備」についてアンケートをとったところ、導入している設備としては「猫用トイレ」が最多で、次いで「キャットタワー」という結果になりました。
トイレは猫との暮らしに最低限必要のものですが、その次に優先度が高いキャットタワーは、猫の運動不足を解消する設備と言えるでしょう。
猫と暮らす上で気を付けているポイント
「猫と暮らす上で一番気を付けていること」について調査した結果、猫との暮らしで気を付けているポイントとして以下が挙がりました。
1位:猫の健康
2位:猫の快適性(暮らしやすさ)
3位:脱走対策
4位:臭い
「暑さ寒さ」「ダニ予防」など猫の健康を重視する声が最も多く、次に「広々と自由に動き回ってもらう」「猫のストレスがたまらないように、爪とぎや、おもちゃをたくさん用意している」といった、猫の快適性を重視する声が多く見られました。外への脱走、トイレなどの臭いにも配慮されているようです。
導入している設備で「失敗した」こと
導入した設備で「失敗した」と思うことについては、「キャットウォークが使われなかった」という声が多く見られました。「壁紙で爪とぎをしてしまうが、傷のつきにくい壁紙を選ばなかったこと」など、猫の爪とぎに関する悩みも多いようです。また、導入すれば良かった設備としては、「猫用の出入口」が挙がりました。
導入している設備で「上手くいった」こと
「上手くいった」と感じている設備についてお聞きしたところ、「キャットウォーク」が最多となりました。上述のように「失敗した」という声もある一方で、キャットウォークを気に入っている猫も多く、気に入るかどうかは猫の性格によると言えるでしょう。他には出窓・水飲み場などが挙がりました。その他のご意見は以下にご紹介します。
・バルコニーに、猫スペースを作った。
・寝る場所を沢山作ったので、猫が自由に生活できるようになった。
・床材や壁紙をペット対応のものにしたので、爪は研がないし、掃除が楽。
愛猫家に聞きました!ずばり今後導入したい設備は?
今後導入したい設備は「キャットウォーク」と「キャットタワー」を挙げる方が多数見られました。どちらも家を建てた後に取り付けが可能なので、これから導入を検討している方が多いものと考えられます。
「ニオイがしなくて、目立たないトイレを設置できるスペース」など、臭いが軽減できる設備を考えているという声もありました。
猫に優しい住宅とは?
猫と長く一緒に暮らすためには、猫の健康を重視した空間づくりを意識しましょう。
ストレスが溜まったり運動不足になったりしないよう、家の中を自由に行き来できる「ペットドア」や、高い場所で遊べてプライベートスペースも確保できる「キャットウォーク」、陽だまりでくつろげる「出窓」などがあると多くの猫は喜びます。
また臭いやひっかき傷など、猫と暮らす上でデメリットになりがちな点をカバーする設備を導入することも大事。消臭効果やひっかき傷に強い特徴を持つ高機能な壁紙や、掃除が簡単な「タイル床」などは特におすすめです。
おわりに
猫を飼っている方や、これから飼育を検討している方は、猫が暮らしやすい設備を導入した家づくりをしましょう。
「自宅に合う設備はどれ?」「どこに設備を取り入れたらいいの?」そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。住宅のプロが各家庭に合った最適な設計を提案いたします。
■調査地域:全国
■調査対象:猫を飼っている人(20~60歳代の男女)
■調査期間:2019年08月09日~2019年8月10日
■有効回答数:111サンプル

スマチエ編集部

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