2018.10.03間取り・デザイン

位置はどうする?注文住宅でトイレの間取りを考えるポイント

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注文住宅でトイレの間取りを考えるポイント

注文住宅の間取りを考えるとき、トイレの間取りは後回しにしがちです。しかし、トイレは家族全員が頻繁に利用する場所であるため、導線を計算しながら間取りを考える必要があります。また、臭いや音も気になりやすいため、リビングなどの生活空間と一緒に間取りをイメージすることが大切です。

ここでは、心地良い住まいを実現するトイレの間取りを考えるポイントについてご紹介します。

洗面所を介してトイレを設置するメリットとデメリット

注文住宅でトイレの間取りを考えるポイント 洗面所を介してトイレを設置する間取りはホテルなどで見られますが、メリットとデメリットがあります。

【メリット】トイレが目立たない

トイレが洗面所の先に位置しているため、リビングやキッチンなどの生活空間に面しておらず、トイレが目立たない点がメリットです。また、洗面所を介している分、臭いや音なども気になりにくいので、来客中も気兼ねなくトイレを利用できます。

【デメリット】洗面所の利用者がいると気まずい

洗面所を通らないとトイレに入れないため、お客さまをトイレへ案内するときは、洗面所に人がいないことを確認してから案内する必要があります。洗面所の利用者もトイレの利用者も、お互いに配慮しなければならず、家族が多い家だと面倒に感じてしまうかもしれません。

玄関横にトイレを設置する場合に知っておきたい注意点

洗面所を介してトイレを設置するメリットとデメリット 玄関横にトイレを設置する間取りにも、メリットとデメリットがあります。

以下のメリットとデメリットを事前に把握して、トイレの間取りを考えるようにしましょう。

【メリット】リビング・キッチンから見えない

食事をするリビングや、料理をするキッチンからトイレが見えない位置にあるため、衛生的で心地良い間取りといえるでしょう。トイレの臭いや物音が比較的気になりにくい点は、大きなメリットといえます。

【デメリット】廊下が狭い家だと作りにくい

昔ながらの一軒家であれば廊下にも十分なスペースがあり、玄関横にトイレをつける余裕がありましたが、最近は廊下の面積を減らして居住空間を広く確保したいと考える方がいます。その場合は、玄関横にトイレを設置する間取りは採用しにくいでしょう。

リビングの近くにトイレを設置しても大丈夫?

リビングとトイレが近すぎると、トイレの臭いや音が気になることがあるため、あまり好ましくありません。洗面所を介した間取りや玄関横に設置する間取りを採用しない場合も、せめて扉一枚分の仕切りはあった方が良いでしょう。

できるだけリビングの近くにはトイレを設置せず、リビングからトイレが間続きにならないよう、壁や扉を介する間取りにすることをおすすめします。

リビングとトイレの位置を遠ざけて、トイレの臭いや音を完全に防げる間取りにすれば、リビングで心地良く家族団らんできるでしょう。

階段下のスペースも検討しよう

スペースが限られた狭小住宅にトイレを設置する際は、トイレの位置に迷うことがあります。その場合は、デッドスペースになりがちな階段下のスペースに、トイレの設置を検討してみるのはいかがでしょうか。トイレの天井が多少低くなってしまいますが、トイレであればほかの部屋ほど気にはならないでしょう。

なお、階段下のスペースは収納場所として利用されることが一般的ですが、収納スペースを無理に増やす必要がない場合は、階段下のスペースをトイレに充てることもおすすめです。

おわりに

今回は、注文住宅でトイレの間取りを考えるポイントについてご紹介しました。

トイレはプライベートな空間だからこそ、気になる点が多い場所でもあります。注文住宅を検討している方は、家族に加えてお客さまも居心地良く過ごせるトイレの間取りを採用すると良いでしょう。

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スマチエ編集部

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